ピアッツア アルメリーナ
縦横に勾配がついてどこも水平でない階段↑
シチリアの旧市街はたいてい丘の上にあって、坂道と階段だらけ。車の入れないような狭い道をゆくと急に広場に出て、教会などの大きな建物がでんと立っている。
カザレの別荘 ローマ時代の富豪の別荘、敷地面積3600㎡、大きすぎます。床を埋め尽くすモザイク、モザイク。壁の壁画。毎日宴会をしていたのでしょうか、半端ない部屋数。銭湯のように大きな浴室。ずらりとならんだ湯の焚口。ローマ時代か ら攻めまくる美だったのですね。ずっと復元作業が続いています。完成時期は未定だそうです。

↑中庭、屋根は仮のもの。 復元途中の部屋↓

昔、年に一度奴隷のまつりがあり、その日は主人と奴隷の立場がそっくり入れ替わったそうです。たくさん奴隷をつかっていたら、その日の主人は大変ですね。だけど奴隷にもそんな日があって、嬉しい風習です。
カルタジローネゆったりバスを降りておもちゃのようなSL風バスで町の中心へ

焼き物の町、幅広く急勾配の大階段があって、その両側に焼き物の土産物屋がならびます。モンレアーレの素朴な陶器より、ぐっと色鮮やかで、細やかな絵です。大階段のけこみに貼ったタイルがまた一段ごとに絵が違っています。

頂上近くに教会があり、ちょろっとのぞかせてもらいました。信心が生きている感じが山形のお寺と似ています。

新しい感じのステンドグラス↑
階段の先は急な下りになっています。坂の一番上が民家の並ぶ道路って、シチリアでは珍しいです。大階段からドゥオモの丸屋根が見下ろせるのも不思議な印象でした。(フフフ・・・すっかりシチリア慣れしたみたいな感想だわ)
↓大階段のタイルと犬。イヌの見ている方向は坂の途中の横道。
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